自分に合った歯ブラシの選び方

こんにちは!
医療法人社団SED汐入駅前歯科、歯科衛生士の吉田です。
12月に入り寒さも段々と増していますが、皆さまいかが
お過ごしでしょうか。
さて今回のテーマは自分に合った歯ブラシの選び方についてです。
皆さんは普段歯ブラシを選ぶ際に何を基準に選んでいますか?
毛の硬さ・ヘッドの大きさ・毛の種類・値段などいろいろあると思いますが、実は自分のお口の中に合っていなかったり、使い方を間違えて使っているとせっかくご自身で選んだ歯ブラシでも磨き残しが多く残ってしまったり、歯茎を傷つけてしまう場合があります。
今回は基本的な歯ブラシの選び方を基準に実際に汐入駅前歯科で販売しているおすすめの歯ブラシを紹介していきたいと思います。
基本的な歯ブラシの選び方
★毛の硬さ
・ふつう ⇒ 歯茎の炎症もなく、一般的なお口の方向け
・やわらかめ ⇒ 歯周病で歯茎の炎症が気になる方、知覚過敏が気になる方、磨くときに力が入りすぎてしまう方向け
・かため ⇒ 歯の表面に汚れが多く残っている方、磨くときにあまり力が入れられない方向け
★ヘッドの大きさ
・ふつう ⇒ 一般的なお口の方向け
・小さめ ⇒ お口の中が小さく、ふつうの歯ブラシでは奥歯まで磨きにくい方。磨くときに嘔吐反射が出やすい方向け。
・大きめ ⇒ 効率良く、短時間で磨きたい方向け(ただし、ヘッドが大きいと細かい所まで磨くのが難しいためすべての人にはおすすめできません。)
★毛の種類
・ラウンド毛 ⇒ 毛先が丸くなっているため歯の表面の汚れをしっかりと落としてくれます。その反面、歯周ポケットには毛先が入りづらいため歯周病が気になる方にはおすすめできません。・テーパード毛 ⇒ 毛先に向かって毛が細くなっているため歯と歯の間や歯周ポケットの中まで毛先が届きやすいです。毛先が細いため汚れを落とす力はラウンド毛より劣るので磨く時には注意が必要です。
これらをふまえて汐入駅前歯科で販売しているおすすめの歯ブラシを
お口の中のパターン別に紹介していきたいと思います。
お口の小さい方・嘔吐反射が出やすい方・歯の表面に汚れが残りやすい方
⇒ DENT.MAXMA ( デントマキシマ )
ヘッドが2.6mmという超薄型ヘッドに加え、持ち手がロングネックになっているため普通の歯ブラシでは最後臼歯まで磨くのが難しいという方や磨く時に嘔吐反射が出やすい方におすすめです。
また、ラウンド毛をしているので歯の表面の汚れを落としやすいです。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( ラウンド毛 )
歯周病が気になる方・知覚過敏が気になる方
⇒ DENT.EX systema 44M ( デントEXシステマ44Ⅿ )
毛先が細い分、歯周ポケットや歯と歯の間まで毛が届きやすいので歯周病が気になる方におすすめです。
また、使った感触としてはやわらかめに近いので知覚過敏が気になる方にもおすすめです。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( テーパード毛 )
効率よく磨きたい方
⇒ DENT.EX systema genki J ( デントEXシステマゲンキJ )
幅広ヘッドのため歯の表面と歯頚部 ( 歯と歯茎の境目 ) を1度に効率よく磨くことができます。
しかし、ヘッドが大きい分小回りが利かないため細かい所まで磨くのが難しいので注意が必要です。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( テーパード毛 )
歯並びが気になる・矯正装置がついている方・奥歯に磨き残しが残りやすい方
⇒ EX onetuft ( EXワンタフト )
ふつうの歯ブラシに加え、毛先が1本束になっている部分磨き用の歯ブラシを使うと歯が重なっている部分や矯正装置の間、最後臼歯の所までしっかり汚れを落とすことができるのでふつうの歯ブラシにプラスαで使っていただくのがおすすめです。
いかがだったでしょうか?ぜひ皆さんも自分に合った歯ブラシを使って正しく歯磨きをしましょう!何か分からないことがありましたらいつでも担当の歯科衛生士までご相談ください♪