«  2018年9月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2018年9月28日

001.jpg

こんにちは。汐入駅前歯科、歯科医師の中山です。
暑さも落ち着いて美味しいものが豊富な季節になってきましたね。

しっかり食べた後はしっかりブラッシングの方もよろしくお願いいたします。

今回のテーマは、インプラント治療についてです。

002.jpg
みなさんはインプラントと聞いてどんなことをする治療か何となくイメージが湧いてくるでしょうか?
インプラント治療とは、歯を失った時の治療法の1つです。他の治療法として入れ歯やブリッジがあります。
インプラント治療はなくなった歯の代わりに金属(チタン製)の根っこ顎の骨に埋め込み、その根の上にセラミックを取り付けます。
入れ歯やブリッジよりも、元々あったご自身の歯に近い状態で咬むことができる、いわゆる再生療法です。


金属をからだの中に埋め込むので、怖い印象を持たれる方もいらっしゃると思います。しかし、実際にはインプランント治療を受けてよかったと喜ばれる患者様が多いのも事実です。

インプラント治療の最大の特徴は、金属の根っこが埋め込んだ骨にしっかりと結合する、つまり骨とくっついてしまうという点です。これをオッセオインテグレーションといいます。みずから自立するわけです。その結果、入れ歯やブリッジのように他の残った歯に負担をかけたり、傷をつけずに済みます。これはかなり大きなメリットです。再生療法と言われるゆえんです。ブリッジや入れ歯と一線を画する理由です。

しかしその一方、デメリットもあります。
①金属を骨の中に入れる手術が必要であること
②金属と骨がしっかり結合するのを待たなければならないため、治療期間が長くかかるケースが多いこと
③自費診療であること

他に、埋め込む側の顎の骨が不足している場合は骨を増やす治療が必要になることもあります。しかし、あまりにも骨が不足している場合には、インプラント治療をお勧めしない事もあります。その際は、患者様と相談し他の最適な治療をご提案していきます。

さて、インプラント治療を経て良く物を噛めるようになったとしてもそこで終わりではありません。金属や人工の歯なので虫歯にはなりませんが、歯周病になる可能性はあります。インプラントの周りにプラーク(歯垢)や歯石がたまることで引き起こされます。そうならないためにも、メンテナンスのために定期的に来院していただきたいと思います。快適に使い続けるためには、お手入れが必要不可欠なのです。

現在のチタン製のインプラント治療をはじめたのがスウェーデンのブローネマルク教授です。1965年、今から50年以上も前にさかのぼります。世界で始めてインプラントの治療を受けたのは、ヨスタ・ラーソンという男性です。生まれつき顎の骨が弱く、数本しか歯が無かったそうですが、手術は無事に成功。
インプラントは彼が亡くなるまで40年間もの間、問題なく機能したそうです。
おそらく彼にとって奇跡に近い出来事であったでしょう。二人目の患者様はご存命で、インプラントもしっかり残っているとのことです。

長々と書いてしまいましたがインプラント治療は、診査診断、術中の管理や手技、その後のメンテナンスをしっかり行っていけば、長く快適な状態を維持していく事の出来る素晴らしい治療です。そして、その目的は「食べたいものを食べれる楽しい健全な食生活生活の維持」です。

003.jpg

当院のインプラント治療は、スイス製のストローマンという信頼性の高いトップシェアのインプラントメーカーのものを使用、万全な感染対策も行っており、安心して治療を受けていただける体制が整っております。

もっと詳しい話が聞きたい、自分にもできるか知りたいなどのご相談がありましたら無料相談も行っており、多くの方にご利用いただいています。お気軽にお問い合わせください。

2018年9月16日

図1.jpgのサムネール画像

こんにちは!汐入駅前歯科、歯科衛生士の松本です。
9月に入り、まだまだ暑い日が続きますが体調いかがでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しやすいので気を付けて元気に
過ごしましょう。

今回のテーマは「お口を清潔にして感染症対策!」です。


皆さんはお口の中にどれぐらいの細菌がいるかご存知ですか?

な、なんと!1,000億個もいるのです!!(プラーク1gあたり)
しかも1,000億個という数、歯をよく磨く人でこの数なのです!

お口の中には、300~700種類の細菌が生息しているといわれ、あまり歯を磨かない人で4,000~6,000億個、さらに歯を磨かない人では1兆個もの細菌がすみ着いているのです!!

この1兆個、例えるならば直腸と同じレベル、つまりおしりといっしょ、ということになります。ぞっとしますね・・・。

こうした細菌達が、虫歯や歯周病の原因だという事は多くの人がご存知かと思います。
ところが、この細菌達はお口の中以外にもとんでもない悪さをしているのです!

お口の細菌は、誤って肺に入ると誤嚥性肺炎を起こします。
歯茎の炎症から血流に入り込むと、動脈を詰まらせて動脈硬化の原因になります。
その上、糖尿病や腎臓病の引き金にもなっています。
さらに、お口の中の細菌や酵素が風邪やインフルエンザなどのウイルスを身体に入り込む手助けをしているのです。

お口の中のプラーク(歯垢)は数百種類の細菌がコミュニケーションを取りながらヌルヌル物質を作ってくっつき合い集団となった「細菌塊」です。
プラークの主な栄養源は、唾液や歯茎の隙間から滲み出るタンパク質や砂糖。お口の中はいつも湿っているうえ、温かくて栄養源が沢山あるので細菌にとっては棲みやすく増殖しやすい環境になっているのです。楊枝の先についてくる1,000分の1gのプラークには、1億個を超える細菌が棲んでいます。

細菌は私達が寝ている間に数を増やし続けるので、毎日歯を磨いてプラークを落とさないとすぐにプラークがいっぱいになりヌルヌルになってしまいます。
プラークはお口の中で悪さをするにとどまらず、日本人の死因第3位の肺炎の引き金ともなっています。

図2.png

さらに要介護の高齢者の方に限れば、
死因の第一位は肺炎で、
そのほとんどが誤嚥性肺炎(ごえんせい肺炎)です。

要介護の高齢者の方の口腔内を清潔にし、
プラークノ量を減らし、細菌の質を良くすれば
多くの高齢者の方の命を救い、QOLを高めること
ができる、 ということを私たちは認識する必要があります。


図3.jpg 歯面のプラークには虫歯菌がウジャウジャ!
歯周ポケットの中には歯周病菌がウジャウジャ!!

細菌達は様々な毒素を作り出し私達の身体を攻撃します。
歯周病菌は内毒素を作り出し、免疫細胞は敵(細菌)
の侵入を 察知し戦いますが、内毒素によってかく乱され
内毒素を血流へと持ち込む羽目に・・・。

内毒素が血流へと入り込む事で炎症を引き起こす、細胞を損傷させる、骨を溶かす、発熱などを引き起こします。多量の内毒素が血中にドッと入り込むとショック状態を起こす事もあるのですが、通常はジワジワと送り込まれているので、気付かぬうちに歯周病や動脈硬化、糖尿病、早産などの引き金が引かれてしまうのです!

細菌達が出す酵素や内毒素がインフルエンザを手伝って感染を促進させていることも分かってきました。インフルエンザウイルスはのどの粘膜をターゲットとし、レセプター(受容体。細胞表面の膜に存在し、細胞膜の外側物質と特異的に結合する物質)に吸着できれば後は入り込むだけです。

ところが、のどの粘膜のレセプターは普段粘液でおおわれていて、ウイルスが吸着しようとするのを邪魔しています。

しかし、プラークに潜む細菌達が出す酵素は、のど粘膜を守っている粘液を溶かし破壊してしまうのです。その為レセプターが丸出しになって、ウイルスが吸着しやすくなってしまうのです。その上、細菌達が出す酵素はウイルスが細胞に入り込む時に使う鍵をバージョンアップさせ、安易に入り込ませてしまうのです!!

人間には細菌をやっつける免疫機能があるのにも関わらず何故お口の中の細菌はやっつける事が出来ず放っておくと増えるのでしょう。これがプラークの恐ろしい所なのです!

身体のあらゆる所にマクロファージとその仲間の免疫細胞は存在していて、敵を取り込んで食い殺そうと臨戦態勢を整えています。ところが、プラーク(細菌集団)を飲み込む事が出来ないのです。

それは何故かというと、マクロファージがネバネバ物質の丈夫な膜で守られている細胞集団を認識出来ないからなのです!

細菌集団は私達の身体を攻撃する凶悪な細胞集団ですが、それをマクロファージは見逃してしまい、その結果仲間にも情報が伝わらずネバネバ物質の中でぬくぬくと増殖し続けるというわけです。

残念な事に、免疫細胞達が見つけて食い殺す事が出来るのは唾液の中にバラバラと浮遊する細菌だけなのです。

また、唾液に含まれるリゾチウムなどの抗菌性物質は、ネバネバ物質に覆われたプラークの中には浸透しないため作用する事が出来ません。免疫も効かず、抗菌物質も効かないのでは凶悪な細菌達から私達はどうやって自分の身体を守ればいいのでしょうか。

図4.jpg

一番効き目があるのが毎日の歯磨きです!


そして、歯科医院で定期的に受けるクリーニングです。
プラークを落とすには、器械的にこすり落とすのが一番です!


図5.jpg

毎日の丁寧な歯磨きでプラークをしっかり落としましょう!

歯ブラシだけでなくフロスも使う事で歯の間に隠れた
憎きプラークも取り除く事が出来るのでより効果的です!

歯磨きと一緒に洗口液も使うとさらに効果が上がります。


世界中で広く使われているリステリンは抗菌性のある植物のエッセンシャルオイルを使っていてプラークを減少させる効果が認められていています。
バトラークリーンマウスウォッシュはプラークの表面に張り付き細菌の増殖を抑える殺菌剤CPCを配合しています。
その他にも様々な洗口液が出されているので自分に合う物を探してみてはいかがですか?

まだまだ暑い日も続きますが、これから秋、冬に向けて寒くなっていきます。

季節の変わり目はとても風邪を引きやすいので毎日の歯磨きを丁寧にやり、
健康に過ごしましょう。 定期的なクリーニングお越し下さい。

お待ちしております!

« 2018年8月 | メイン | 2018年10月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
汐入駅前歯科 院長 山口和巳 医療法人社団SED
汐入駅前歯科

http://www.yokosuka-implant.com/

当院は神奈川県横須賀市汐入駅から1分と、交通の便のいい場所にあり、地域の皆様の歯の健康を守るお手伝いをしています。「上質な治療」をコンセプトに掲げ、クオリティの高い治療を実現するために、研鑽を積んできました。
当院ではあらゆる患者さまに対応できる優秀な医療スタッフを揃え、患者さまに視点を合わせながら、その方にとって、何が必要なのかを考えた、ベストな治療を行っています。
皆様の大切な歯をお守りするために、努力は惜しみませんので、お気軽にご相談ください。