«  2020年6月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2020年6月17日

20200617_1.jpg

こんにちは!医療法人社団SED 汐入駅前歯科、歯科衛生士の神田です。 だんだんと気温が高くなり暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

水分補給などの熱中症対策をしてしっかり体調管理をしていきましょう!!

今回は型取りについてお話していきます。

まず、歯の型を採ることを「印象(いんしょう)を採る」と言い、型を採る材料を「印象材」と言います。
型を採る材料は大きく分けると2つあります。
20200617_2.jpg
アルジネート」というピンクや緑のものと、シリコンゴムを使った弾力のあるものがあります。
この2つのうち、よく使用されるのがアルジネートです。
一度は歯科医院で、ピンクや緑色の粘土のような材料をお口に入れられた経験があるのではないでしょうか。
あれが「アルジネート」と呼ばれるものです。
20200617_3.jpg
アルジネートの主な成分は、
アルギン酸ナトリウム」です。
あまり聞きなれないと思いますが、これは海藻からとれる成分であり、「かまぼこ」の原料としても使用されている成分です。
アルジネートが固まる前はドロッとした感じですが固まると、プルプルとした感じになります。
固まった感じがどことなくかまぼこに似ていると思います。

さらにアルジネートは使用方法が簡単なため歯科治療では多く使用されます。ですが、細部の精密な型取りには不向きです。そこで一緒に使用するのが寒天です。

型を採る時にちょっと熱を感じる人もいるかも知れません。なぜならば寒天を溶かして使用しているからです。
溶かすことで、歯の隙間に寒天が入りやすくなるためアルジネートだけの型取りより精密に型取りができます。
型を採る時に息がしにくいなどの不快感があるかもしれませんが、「これはかまぼこと同じ材料か~!」と思って下さい!少し楽になるかもしれませんね。
20200617_4.jpg
さらにセラミックの詰め物・かぶせもの、インプラントの治療などの自費診療はより精密な型取りが必要となるために、シリコンゴムの印象材を使用します。
シリコン印象材は、精密な型取りが可能なだけに材料費も大変高額です。
インプランの上につけるセラミックのかたどりの時には、さらに患者様のお口に合わせたトレーとシリコン印象材の組み合わせによる型取りが不可欠です。
20200617_5.jpg
20200617_6.jpg
印象材を使用して採った印象に、石膏を流して模型を作ります。
その模型を使って技工師さんが患者様に合わせた詰め物や被せ物を作ります。


型取りで重要になってくるのが、患者様のお口の状態です。
歯磨きの仕方が不十分でお口の中に汚れが残っていると歯肉がブヨブヨになってしまい、出血してしまいます。
血液にふれてしまうと、印象材の表面が荒れてしまい、きれいな型が採れません。

精度の高い治療をするためにも日頃の口腔ケアや、クリーニングに通っていただくことが大切になります。
20200617_7.jpg
20200617_8.jpg
当医院でも、歯科衛生士による
クリーニングを行っております。
治療だけでなく、クリーニングでのご来院を心よりお待ちしております。




2020年6月10日

200407001.jpg

こんにちは! 医療法人社団SED 汐入駅前歯科、トリートメントコーディネーターの湯本です。 いつもご来院ありがとうございます。

今回のテーマは「フッ素」です。
虫歯予防といえばフッ素。
皆さまはフッ素についてどれくらいご存知でしょうか?
今回は意外と知られていないフッ素の正体についてお話ししたいと思います。

フッ素についてのよくある勘違いの一つ。
「フッ素って薬でしょ?」
患者様からよく聞かれる質問です。

答えは×。

実はフッ素は自然界のなかに広く存在する天然成分で、身近な食品、たとえばお茶、海草、魚介類などに多く含まれ、私たちは毎日の飲食からフッ素を摂取しています。

これから迎える暑い夏。生ビールがすすむ時期になりますが、麦からできるビールにも多くのフッ素が含まれているんです。

WHO (世界保健機関)やFAO(国際連合食料農業機関)が「歯の健康に有益」と認め、むし歯予防のために世界中で積極的に使われています。

30年前、理事長の山口が歯科医師になった頃、今では当たり前のフッ素も日本では虫歯予防にフッ素がほとんど使われていなかったそうです。当時は今では考えられない虫歯天国の日本でした。見かねたWHOが「子どもの虫歯を効果的に減らすために日本はフッ素を積極的に使いなさい!」と勧告を出したほどです。
おかげで今では、日本でも多くの子供たちが虫歯予防にフッ素の恩恵を受けれるようになりました。

フッ素のすごい働きには、大きく分けて3つあります。

① 虫歯のなり始めの時期、歯の表面からカルシウムやリンが溶け出していきます。溶け出し続ければある時、穴があき虫歯になります。しかし、フッ素は唾液のなかに溶け出した歯の成分、カルシウムとリン酸が歯に逆戻りさせ、歯が修復されるスピードを増して虫歯の進行を抑制する働きがあります。(歯の再石灰化)

②フッ素には抗菌作用があるので、むし歯菌の活動を抑える働きをします。
200610002.png
③フッ素といっしょに修復された歯の結晶は、 もとの歯よりも硬い結晶になるので、むし歯になりにくい丈夫な歯になります。

適切な濃度がお口のなかに長く保たれるほど、これらの効果が発揮されるので、フッ素配合歯みがき剤には、こうした効果が発揮されやすい適切な濃度が配合されています。

ところで、日本ではこれまで歯みがき剤は1000ppmF 以下のフッ素濃度と定められていましたが、2017年3月に、国際基準(ISO) にのっとった、より効果の高い1500ppmF配合が認められました。1500ppmFといえば、予防先進国のスウェーデンをはじめとする諸外国の歯みがき剤と同じ濃度です。


フッ素の使用基準については、フッ素利用にとても積極的な国とそれほどでもない国があるので、その国の方針によってさまざまです。200610003.jpg


日本では、歯磨き剤に上限 1500ppmF の配合が認められるにあたり、歯みがき剤メーカーの団体(日本歯磨工業会)が相談して、大人用の1500ppm配合の歯磨剤については「6歳未満の使用はお控えいただく」という自主基準を設けました。

歯の形成期である6歳未満は、歯磨剤から過剰のフッ素を毎日飲み込むと、歯に白斑(斑状歯)があらわれることがありますが、永久歯のエナメル質が完成する6歳以降ではまずこの心配がないと考えられるため、6歳未満のお子さんには低濃度フッ素配合の子供用歯磨き剤の使用を推奨しています。200610004.jpg

国際基準の高濃度フッ素配合歯みがき剤や、6才以下のお子さん用のフッ素配合歯みがき剤が当院で販売されています。

子供用としてライオンが販売している「チェックアップ」は年齢によって、3種類のフッ素濃度からお選びいただくことが可能です。
どれが良いのか迷ったときにはぜひスタッフにご相談くださいね!

汐入駅前歯科では、患者さまのご要望に応えられるよう、いろいろな製品を取りそろえています。ぜひピッタリの製品を選んで毎日のセルフケアにお役立てください。2006100005.jpg

« 2020年5月 | メイン | 2020年7月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
汐入駅前歯科 院長 山口和巳 医療法人社団SED
汐入駅前歯科

http://www.yokosuka-implant.com/

当院は神奈川県横須賀市汐入駅から1分と、交通の便のいい場所にあり、地域の皆様の歯の健康を守るお手伝いをしています。「上質な治療」をコンセプトに掲げ、クオリティの高い治療を実現するために、研鑽を積んできました。
当院ではあらゆる患者さまに対応できる優秀な医療スタッフを揃え、患者さまに視点を合わせながら、その方にとって、何が必要なのかを考えた、ベストな治療を行っています。
皆様の大切な歯をお守りするために、努力は惜しみませんので、お気軽にご相談ください。