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2020年7月13日

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こんにちは!
医療法人社団SED 汐入駅前歯科、歯科衛生士の松本です。
もう7月ですね。皆様いかがお過ごしですか?

これからさらに暑くなってきますので体調の変化に気を付けて
元気にお過ごし下さい。

今回は「唾液の力」についてです。

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唾液は口の中をうるおすだけでなく、口腔内の細菌の増殖を抑え、
口臭、虫歯、歯周病などさまざまなトラブルから守っています。

唾液は、99.5%が水分でできており、残りの0.05%様々な効果を
もたらす成分でできています。

*唾液のパワー

・自浄作用
歯や歯間に付着した食べかすやプラーク(歯垢)を洗い流す。

・抗菌作用
抗菌作用をもつ成分が口腔内の細菌の増殖を抑える。

・pH緩衝作用
飲食により酸性に傾いた口腔内のpHを中和させ虫歯を防ぐ。

・再石灰化作用
飲食により溶けかかった歯の表面を修復し虫歯を防ぐ。

・消化作用
酵素アミラーゼがデンプンを分解し消化しやすくする。

・粘膜保護、潤滑作用
粘性のあるムチンが粘膜を保護し、発声をスムーズにする。

・溶解、凝集作用
味を感じさせ、噛み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする。

・粘膜修復作用
上皮成長因子と神経成長因子が傷を治す

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唾液は耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)の3つの大唾液腺と、舌や口蓋(こうがい)などの粘膜面に多数存在する小唾液腺から分泌されます。

通常、健康な成人は、1日あたり平均1.0~1.5ℓ(大きなペットボトル1本くらい)もの唾液を分泌しています。

唾液の分泌は、一般的に夜になると減少します。
この時、唾液の作用とその機能も低下する為、口腔内の細菌は増殖します。
その為、夜寝る前と朝起きてすぐのケアは特に重要になります。

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*唾液が減ると

唾液の分泌量が減ると、口の中が乾燥し、食べ物が飲み込みづらくなる、口の中がネバネバする、口臭がきつくなる、話しにくくなるなどの不快感が慢性的に続く事があります。

唾液の分泌不足によって、唾液が本来果たしている作用が働かず、虫歯になりやすくなる、歯周病が進行しやすくなる、カビが生える、口内炎ができやすくなる、入れ歯が痛くなったり、取れやすくなる、口臭が強くなる場合もあります。

*どうして唾液が減るの?

以下の要因が、唾液の分泌量の減少を引き起こすと考えられています。

・加齢 ・薬の副作用 ・ストレス ・糖尿病 ・不規則な生活
・放射線治療 ・喫煙 ・シェーグレン症候群 ・口呼吸 ・口腔乾燥症

などがあります。

*唾液を沢山出すためには

・よく噛んで食べる

噛む事により、唾液の分泌量が増えます。ひと口は少なめにして、意識して30回以上噛んでみましょう。

・水を飲む

唾液の分泌を促進し、効率の良い唾液の原料となります。

・ガムを噛む

キシリトールガムやブレスコントロールガムのように硬いガムを噛むと唾液腺が刺激され、唾液の分泌量を促進します。

・保湿剤による保湿改善

液状、ジェル状の物があります。使用する事により、保湿成分の働きで口腔内の潤いを補います。

・訓練で唾液腺を刺激する

舌の運動や口のまわりの運動で唾液腺を刺激します。

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普段は意識する事はありませんが、唾液が減る事により様々な問題が出てきます。

そこで食べ物をしっかり噛み、唾液を出しやすくするマッサージなどをして、唾液がしっかり出るようにし、健康な生活をおくるようにしましょう。

分からない事がありましたらご相談下さい。

汐入駅前歯科 院長 山口和巳 医療法人社団SED
汐入駅前歯科

http://www.yokosuka-implant.com/

当院は神奈川県横須賀市汐入駅から1分と、交通の便のいい場所にあり、地域の皆様の歯の健康を守るお手伝いをしています。「上質な治療」をコンセプトに掲げ、クオリティの高い治療を実現するために、研鑽を積んできました。
当院ではあらゆる患者さまに対応できる優秀な医療スタッフを揃え、患者さまに視点を合わせながら、その方にとって、何が必要なのかを考えた、ベストな治療を行っています。
皆様の大切な歯をお守りするために、努力は惜しみませんので、お気軽にご相談ください。