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歯の着色について

こんにちは。
医療法人社団SED 汐入駅前歯科&Smile10デンタルクリニックです。
新年度が始まり、新たな気持ちで生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。

今回のブログは、
①歯の着色について
②歯磨き粉の選び方
③フロスや歯間ブラシのどちらを使うべき?
この3つのテーマについて、それぞれお話していきたいと思います!

まずは、①歯に着色についてです。
マスク生活も終わり、笑ったり口元を見せると着色や、歯の黄ばみが気になる方も多いかと思います。
歯は第一印象を決める大事なパーツの1つです。
ですが、日常の飲食や生活習慣によってはどうしても歯は汚れてきてしまいます。
では、歯に着色が付かないようにするにはどのようなことに気を付けるとよいでしょう?

歯の着色、変色する原因には主に二つあると言われています。

それは、外側からの汚れで着色した[外因性]と歯の内部からの着色の[内因性]です。
[外因性]か[内因性]かによって対処法も変わってきます。
着色が起こる原因をそれぞれご説明していきます。

★[外因性]による着色
色素沈着による着色(ステイン)です。
こちらは歯が着色してくる一番多くの原因になります。
それでは、外来系の着色についてお話します。

まずは、
◾️タバコのヤニ
→タバコは嗜好品の中でも特に着色は取れにくい上、こびりついてしまうためかなり目立ちます。
これはタバコに含まれるタールがペクリルに取り込まれやすく、やがて頑固な着色となるためです。
⭐︎タバコを吸った後は、すぐに水で口の中をゆすぐようにするといいでしょう。

◾️色の濃い飲食物(コーヒー、ウーロン茶、紅茶、赤ワイン(特に着色しやすいです)カレー、ブルーベリーなど)
→嗜好品を我慢するのはなかなか難しいため、無理して我慢してしまうとストレスにつながってしまいます。
⭐︎飲食後は、水で口をゆすぐと多少着色しにくくなります。
ホワイトニング効果のある歯磨剤を使用したりするのもいいですが、綺麗にしたいからと言ってたくさん歯磨き粉をつけてゴシゴシ磨くのもよくありません。
とくに、研磨剤がたくさん配合されている歯磨剤を使用すると、歯をすり減らしてしまったり歯茎を退縮させてしますので、力加減が必要なのと歯磨剤選びもとても大切です。

◾️歯の詰め物や被せ物の劣化
→詰め物はプラスチックが使用されているので数年経つと着色してきたり、摩耗してきたりします。使用している材料は吸水性があるためどうしても変色が起きてきてしまいます。
⭐︎変色が気になってきたら詰め物をやり変えることもできるので、かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。
一方、セラミックなど自由診療で扱われているものに関しましてはほとんど変色することはありません。
★[内因性]による着色
◾️加齢による変化
歯の一番外側の表層がエナメル質と呼ばれており、内側にあるのが象牙質と呼ばれています。象牙質は黄色っぽい色をしているので、内側から黄ばみが目立ってきます。
加齢により、象牙質の黄色みが濃くなっていきますので、外側のエナメル質が削れていき、内側の象牙質が透けて見えたり、歯の亀裂によって色素が入り込みやすいなどが考えられます。

◾️むし歯
むし歯は歯が黒くなっていきますので、それも変色の一つとして挙げられます。
自然治癒はしませんので、早期発見の段階で治療しましょう。

◾️歯の神経が死んでしまったことによる変色
歯をぶつけたり、根っこの治療をしたり、虫歯が神経まで及んでしまったり、
歯の神経が死んでしまうと内側から変色が起きます。

⭐︎[内因性]の着色に関しては、ホワイトニングをすることによって、歯を白くすることができます。
当院では、無料のホワイトニングカウンセリングからホワイトニングの施術、ステイン除去含まれるメンテナンスも実施しております。
着色や歯の色でお困りの方は、まずは歯科医院へ行きご相談下さい。
ご自身の歯が着色している原因が分かります。

 

続いて、歯磨き粉の選び方について説明していきます!
ドラッグストアに行くと歯磨き粉の種類がたくさんあり何を買っていいか悩む方も多いのではないでしょうか。
少しでも選ぶ時の参考になればと思います。

◎虫歯予防をしたい方
虫歯予防のためには歯の質を強くするフッ素の役割がすごく大切になってきます。

フッ素の濃度に注目してみて下さい。
歯磨き粉によってはフッ素が入っていないものがあったり、低濃度フッ素の場合もあります。
1450ppmが最高濃度ですので虫歯予防をしたい方は高濃度フッ素が入っている歯磨き粉を選びましょう。
おすすめはクリニカ アドバンテージ ハミガキです。
高濃度フッ素配合(1450ppm)で高密着してくれるのでフッ素が歯の抵抗力を高めてムシ歯を防いでくれます!


◎歯周病予防をしたい方
歯周病予防には歯周病菌を殺菌、増殖抑制できる成分が入っているものが効果的です。
塩酸クロルヘキシジンは殺菌効果があるのでこの成分が入っている歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。
おすすめはコンクールのジェルコートFです。
塩酸クロルヘキシジンが入っているのはもちろんですが、高濃度フッ素(1450ppm)入っているのと、研磨剤と発泡剤が入っていないため歯を傷つけることがなく磨いている箇所が見やすいため磨き残しが少なくなります。


◎知覚過敏がある方
歯がしみるという悩みがある方には、刺激を軽減するように歯を守ってくれる硝酸カリウムが成分として入っている歯磨き粉がおすすめです。
硝酸カリウムが入っている歯磨き粉でおすすめなのはシュミテクトです。

シュミテクトは使用を続けることで効果が出てくるのでシュミテクトは毎日使用することがおすすめです。

◎着色を予防したい方
歯の表面にできた目に見えない細かい傷は、プラークやステインが付着する原因になります。おすすめはリナメルです。
アパガードリナメルに配合されたナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、傷ついた歯の表面を修復し、歯にミネラルを補給。プラークやステインをつきにくくしてくれます。


どういったものが自分に合うのかわからない方はぜひ一度当院にご相談ください!
毎日使用する歯磨き粉を自分にあったものに変えることによって日常生活のモチベーションも変わるかも知れません。
自分に合った歯磨き粉を選び、歯の健康を保ちましょう!
お気軽に衛生士に聞いて下さい。

 

続いて、「フロスと歯間ブラシどちらを使った方が良いか」についてお話ししていきます。
皆さんは普段歯ブラシ意外に歯と歯の間のお掃除は何かしていますか?
フロスと歯間ブラシどちらを使ったら良いか悩まれている方も多いのではないでしょうか?
ここではフロスや歯間ブラシの違いや用途についてお話ししていきたいと思います。

まず、食べ物を食べるとプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が歯についてきます。
歯の表面の部分は歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯と歯の間までは歯ブラシだけでは取り切ることが出来ません。
その為、歯と歯の間のお掃除をすることはとても大切です。

それでは、フロスと歯間ブラシがどの様なものか説明しています。
まずフロス(糸ようじ)について説明しています。
フロスは間の狭い歯と歯の間に残ったプラークをお掃除するのにとても効果的です。
またフロスを通す際に両脇の歯に沿わせて歯周ポケットにも入れて何度かこすることで浅い歯周ポケット内に残っているプラークを取り除くことができます。

次に歯間ブラシについて説明します。
歯間ブラシは歯と歯の間の三角形の隙間や間の広いところのお掃除に効果的です。
またブリッジやフロスの通らないところをお掃除することもできます。
フロスに比べて歯と歯の間が広いところのお掃除に適しています。

次にフロスと歯間ブラシの選び方についてです。
フロスを選ぶ際どんなものが良いか悩まれる方も多いかと思います。
糸を自分で切って使うタイプのものや、持ち手がついてるものなどがあると思います。
どのタイプを使用するかはご自身の使いやすいもので問題ないと思います。
フロスを使ったことがない方や慣れていない方はまず持ち手がついているものから初めてみると良いかと思います。

次に歯間ブラシはサイズが沢山ありどの太さを使ったら良いか迷われることもあるかと思います。
歯の隙間に対して大きすぎるものを無理に使用すると歯茎を傷つけてしまったり、歯茎が下がってしまう原因になってしまいます。
逆に歯の隙間に対して小さすぎるものは歯と歯の間の汚れをしっかり落とすことが出来ません。
その為歯間ブラシを選ぶ際は歯と歯の間にきつかったり、無理なく入れることができるものを選びましょう。

歯と歯の間は汚れが残りやすくとても虫歯になりやすいです。
また汚れが残ることで歯茎が腫れたり炎症しやすく歯周病になるリスクも高くなります。
それを予防していくために歯と歯の間のお掃除はとても大切です。

患者様一人一人お口の中は違いますので皆さんにあったお掃除方法がありますので、一緒にお口の中の健康を守っていきましょう。
わからないことがあればいつでも衛生士にお気軽にお声がけください!

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