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歯科衛生士によるクリーニングの流れ

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こんにちは!
医療法人社団SED汐入駅前歯科、歯科衛生士の吉田です。
7月に入り暑さも日に日に増していますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

マスクがかかせない生活の中、熱中症にも十分に気を付けていきたいところですね。

20200702_2.jpgさて今回は保険で行う歯科衛生士によるクリーニングの流れについて説明していきたいと思います。
この口腔ケア、つまりお口の中の細菌数を減らすことがウイルス感染予防にも効果があるとして最近特に注目をあびており、当医院でも6月以降クリーニングで来院する患者様が増え続けています。

毎日歯ブラシをしているので、歯医者でのクリーニングは必要ないと多くの方が思われているようですが、普段の歯ブラシだけで落とせる汚れは限られており歯みがきの
プロである歯科衛生士でも自分自身の歯磨きで完璧に落とすのは難しいと言われています。

20200702_3.jpg歯ブラシで落としきれなかった汚れ ( 歯垢 ) は数週間経つと歯ブラシでは落とすことのできない固い歯石に変わってしまいます。
この歯石は猛毒を出す口腔内細菌のすみかになっています。

よって、歯と歯茎の境目の歯周ポケットに付着しつづけると歯を支えている骨を溶かすなど歯周病を進行させる原因となります

また、歯石なる前の歯垢も歯面に付着し続けることでむし歯の原因になります

つまり、歯垢や歯石は保険で行うクリーニングはこの細菌のすみかになっている歯石や歯垢を取り除くことにより歯周病むし歯予防を目的としています。

それでは流れについて説明していきます。

20200702_4.jpg①歯周ポケット検査

まずプローブと呼ばれる専用の器具を使って歯周ポケットがどのくらいなのか、深くなっているところはないかなど歯周病の進行具合を検査します。

歯周ポケットが深くなっている部位や歯周ポケットから出血がある部位は歯石がついている可能性があるので次のスケーリングの行程で歯石を除去していきます。

20200702_5.jpg②スケーリング ( 歯石除去 )

超音波スケーラー、あるいはハンドスケーラーと呼ばれる歯石取り専用の
器具を使用し歯石または、歯垢を除去していきます。

20200702_6.jpg③ PMTC ( 歯面研磨 )

歯石を除去した後の歯面はザラザラな状態になり、またすぐに汚れがついてしまったり歯石もつきやすくなってしまいます。

専用のブラシやカップ、研磨剤を使い歯面をツルツルの状態にし、汚れをつきにくくします。

20200702_7.jpg④歯間清掃

歯と歯の間やすき間の歯垢はフロスや歯間ブラシなどを使い、
汚れを落としていきます。

20200702_8.jpg⑤歯肉マッサージ

専用のペーストを使い、歯肉をマッサージしていきます。
リラクゼーション効果があるのはもちろんですが、歯肉マッサージは歯肉の血行を促進する効果や歯肉を引き締める効果があり歯周病予防にも効果があります。

これらの過程を経て、普段の歯ブラシでは落としきれなかった歯石や歯垢をしっかり落とし、歯周病予防・むし歯予防につとめます。

普段の歯ブラシも大切ですが、歯科医院での定期的なクリーニングもとっても大切なんです!

汐入駅前歯科ではアロマを焚いた歯科衛生士専用のケアルームでリラックスしながらクリーニングを受けることができます。

みなさんもぜひ汐入駅前歯科で歯周病予防・むし歯予防そしてウイルス感染予防として歯科衛生士によるクリーニングを受けてみてはいかがでしょうか?
スタッフ一同お待ちしております。

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