デンタルフロスについて
こんにちは!
医療法人社団SED汐入駅前歯科&Smile10デンタルクリニック、
歯科衛生士の広瀬です。
梅雨のじめじめした日が続いていますが、
みなさまいいかがお過ごしですか?
今回は「デンタルフロスについて」紹介したいと思います。
皆さん歯と歯の間のお掃除はしていますか?
歯ブラシだけでの清掃では全体の60%ほどしか歯の汚れは落ちてくれません。
歯ブラシでは、表面の汚れは落とせても、歯と歯の間や歯と歯肉の境目の歯周ポケットなどの汚れは落とすことが出来ません。汚れが残ったままだと、細菌が増えてしまい、むし歯や歯周病の原因になってしまうのです。
なので、デンタルフロスを使用して、歯ブラシだけでは取りきれない汚れを落としてあげることが大切です。
☆デンタルフロスを使うメリット☆
①むし歯・歯周病の予防
歯についたプラークはむし歯や歯周病の原因になります。
プラークをしっかり落とす事がむし歯・歯周病の予防につながります。
②口臭の予防・改善
口臭は食べかすやプラークの汚れ・歯周病などが原因となります。
毎日デンタルフロスを使用することで、予防・改善につながります。
③むし歯・歯周病、銀歯などの詰め物の不具合の早期発見
デンタルフロスを使用すると「フロスが引っかかる」「フロスが切れてしまう」などありませんか?もしかしたら、歯と歯のあいだでむし歯になってしまっていたり、詰め物や被せ物に隙間ができているなどの不具合がある可能性があります。また、歯肉から血が出るなど歯周病の疑いもあります。このような場合は歯科医院で診てもらうことが大切です。
☆デンタルフロスの種類☆
デンタルフロスの種類はおもに2種類あります。
①ホルダータイプ(糸ようじ)
手持ちのついたホルダータイプはデンタルフロスを初めて使う方や糸だけのタイプが苦手な方にオススメです。
ホルダータイプも2種類あり、前歯に使いやすいF字型と奥歯に使いやすいY字型があります。
②糸だけのロールタイプ
ロールタイプは好きな長さでフロスを切り取り、指に巻きつけて
使用します。
いろいろなものを使用してみて自分に合った使いやすいタイプのフロスを選んでみるのが良いと思います。
では、デンタルフロスの使い方を説明したいと思います。
①歯と歯の間にデンタルフロスをあてながら、ゆっくりとのこぎりをひくように横に動かしながら歯と歯の間に入れます。
②根元のほうまで入ったら、歯周ポケットまでデンタルフロスを入れ込むようにして下さい。このとき、歯肉を傷つけないように気を付けて下さい。
③歯にデンタルフロスを沿わせながら、上下に何回か動かし汚れを落とします。隣の歯にも沿わせて上下に動かします。
④汚れが落ちたらゆっくりと横に動かしながらフロスをぬきます。
デンタルフロスは正しく使うことでお口の健康を保つ効果があります。間違った使い方をしてしまうと綺麗に汚れが落ちなかったり、歯肉を傷つけてしまう原因になります。是非、一日一回デンタルフロスを使うようにしてみましょう!当院でもデンタルフロスの販売を行っています。何かあればお気軽に相談してください。