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大人と子どもの矯正、歯ぎしりについて

○大人の矯正と小児矯正の違い

こんにちは!
医療法社団SED汐入駅前歯科 カウンセリング担当の湯本です。

様々なカウンセリングをしていく中で、
「小児矯正と大人の矯正は何が違うんですか?」
と、お母さま方によく聞かれます。

実は全く違います。何が違うかというと「治しているところ」がまったく異なります。

小児矯正は、歯が並ぶ上顎骨と下顎骨に直接アプローチします。
永久歯28本がきちんと並ぶスペースを確保し本来の顎の大きさに改善することで歯並びをきれいにします。
そして、顎の骨の成長を妨げる間違った呼吸、嚥下の方法、舌の位置を治していくことで矯正治療が終わった後も後戻りの心配が殆どなくなります。

一方で大人の矯正は上顎骨、下顎骨の成長が終わっているので、ここにアプローチすることができません。
よって、歯を抜いて(基本的には上下2本ずつ、4本の永久歯を抜くことが多いです)歯の数を減らして小さな顎に納めます。

12歳以降はこのような大人の矯正が最善の選択枝になります。

どちらが良いとか悪いということではなく、矯正治療を始める年齢によって最善の治療方法が変わるということなのです。

できれば歯を抜かずに治してあげたいという親御さんが多いことは確かです。
特に大人の矯正治療を経験しているお母さんは、歯を抜いたことを後悔し、矯正治療中のワイヤーで歯が締め付けられる耐え難い痛みから、わが子には同じ思いをさせたくないと早い時期に歯並びを治してあげたいと希望される方が圧倒的に多く見受けられます。

小児矯正のもう一つのメリットは、鼻呼吸への改善です。

「口呼吸は自然治癒がない病気である」(新潟大学)🥲

新潟大学が全国の小児歯科医の協力を得てお口ぽかん、つまり誰が見ても明らかにお口で呼吸をしている子供の数を調査した結果、
なんと日本の子供の31%の子供がお口ぽかん、つまり「口呼吸」をしているという衝撃の事実を発表しています

そして、「口呼吸」は口腔機能の成長を妨げ、自然に治癒することがない疾患、つまり病気であると結論しています。

呼吸が口呼吸から鼻呼吸に改善するとお子さんのお顔つきが変わります。

今年の1月10日、理事長の山口が日テレの番組「カズレーザーと学ぶ」に出演し、鼻呼吸に改善することでお子さんのお顔が変化する、という話をしたところ大きな反響がありました。

変化する理由は、鼻呼吸に改善することで上顎骨の成長量と成長方向が改善し、それにつれて下あごの位置も正しい位置に改善してくるからです

歯ならびだけでなく、お顔つきも変わるのも(もちろんより良くなります)当院の小児矯正のメリットの一つです。

 

マイオブレイス矯正については、下記のページで詳しく説明しています。
お子さんの歯並びにお悩みや不安がある方はお気軽にご相談ください。

電話相談も無料で承っております。

 

 

小児矯正(マイオブレイス)の特設サイトはこちら

 

○大人向けのマウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
こんにちは、医療法人社団SED
汐入駅前歯科の管理栄養士の小山です。
次は大人向けのマウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについてご紹介致します。

当院では大人向けのマウスピース矯正として「インビザライン」という種類のものを採用しています。インビザラインは歯並びに悩みを持っていた全世界1200万人以上の方々の矯正治療に貢献してきたマウスピース矯正の中でもトップシェアを誇る矯正方法です。

実は私もインビザラインで長年の歯並びコンプレックスをすべて解消することができました。
写真嫌いだった私ですが今では自信を持って笑顔で写ることができます。

インビザラインには本当に感謝しています。

ただし、マウスピース矯正とワイヤー矯正ではそれぞれ得意不得意があるため、SEDでは患者様に最適の矯正方法をご提案しています。

○マウスピース矯正のメリット
矯正のイメージとして、痛い、食事制限があって大変、などのイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
そんな「矯正中に不快に感じやすい部分」を減らし、なるべく患者様に「快適な矯正」をして頂きやすいのがマウスピース矯正の特徴です。

主なマウスピース矯正のメリットは以下の通りです。
・透明で目立ちにくい。矯正中だとバレにくい。
・自由に取り外しが可能。いつも通りのお食事、歯磨きが出来、衛生的です。
・痛みを感じにくい。ワイヤー矯正よりも分散して力をかけていきます。
・食事制限がない。
・金属アレルギーの心配がない。
・3Dシミュレーションで矯正後のイメージが分かる。
・マウスピースの枚数で、だいたいの矯正期間が分かる。

また、当院では「歯を抜かないマウスピース矯正」を行っております。
抜歯に抵抗がある方にも、メリットを感じて頂きやすいと思います。

○ワイヤー矯正のメリット
マウスピース矯正もワイヤー矯正もそれぞれ特徴が異なるため、場合によってはワイヤー矯正がオススメになることもあります。
特にマウスピース矯正では治せないような歯並びの方には、ワイヤー矯正をオススメさせて頂いております。

ワイヤー矯正のメリットは以下の通りです。
・マウスピース矯正で治せない症例でも、ワイヤー矯正では治せることがある。
・抜歯をして矯正をする場合、綺麗に並べやすい。
・毎月ご来院頂くたびに、ワイヤーの調節ができる。
・ワイヤーは取り外しが出来ないので、付け外しなどの管理をしなくても矯正が進む

どちらの矯正方法もそれぞれ特徴があるので、ぜひ歯医者さんであなたにあった矯正方法を見つけてみてください。
どの矯正方法が良いかお悩みの方には、まず矯正相談にいらっしゃって頂くことをお勧めしています。
最適な矯正方法を専門のスタッフがお話をお伺いしながらご案内いたします。

当院ではご相談からシュミレーションまでを無料で行っております。
歯並びでお悩みの方、矯正についてもっと詳しく知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください!

インビザラインの特設サイトにて、より詳しくご紹介しております!

インビザラインの特設ページはこちら

 

 

○歯ぎしりの対策について

お話変わりまして、ここからは医療法人社団汐入駅前歯科 歯科衛生士の杉田が『歯ぎしりの対策』についてお伝えいたします。

皆様、こんな症状はありませんか?

・朝起きたとき奥歯が痛い
・朝起きたとき顎が痛い・疲れている
・慢性的な頭痛・肩こりがある
・歯が欠けたり割れたりしたことがある
・頬の内側に噛んだ跡がある
・集中しているとき、無意識に歯を食いしばっている

このようなことがあれば、歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。

実は歯ぎしりや食いしばりは、歯にとても負担をかけているので

す。
歯ぎしりの強さってどれくらいか?ご存じですか。
実は私たちが食事の時に噛むちからの5倍から6倍の強い力でギューッ、ギリギリと歯ぎしりしています。5倍から6倍のものすごい力です。
意識があれば「こんな強い力で噛んだら歯が壊れてしまう!」と絶対にやらない力ですが無意識なのでお構いなしにやっている。
歯ぎしりは、睡眠の妨げになるだけでなく、歯や顎にまで悪影響を及ぼします。
自覚症状がある方が少ないために、歯ぎしりによって起こったトラブルが虫歯や歯周病が原因だと思ってしまう方が大半です。

歯ぎしりのタイプは主に3つあります。

①グラインディング(歯のこすり合わせ)
「ギリギリ」という音で、一般的に歯ぎしりといわれるもので、強い力で上下の歯をこすり合わせる症状。睡眠中や日中でも無意識におこなっていることがあります。

②クレンチング(歯の噛み締め)
上下の歯をグッと食いしばる症状。日中に他の作業をおこなっているときや集中しているときなどに出やすいです。音が鳴らないので無意識にしている場合が多く、中々気づくことができません。

③タッピング(歯を鳴らす)
カチンカチンとかカチカチと、上下の歯をぶつける症状。グラインディングやクレンチングに比べると顎や歯に与える影響は少ないと言われていますが、歯ぎしりの一種として認識されています。

これらを総称して『ブラキシズム』といいます。

こうした歯ぎしりはなぜ起こるのでしょうか。
原因は未だに未明ですが、主に次の理由が考えられています。

《1》ストレス
ほとんどの場合ストレスが原因で起こるとされています。ストレスを感じると、歯を噛み締めたり、音が出るくらい歯と歯を擦り合わせたりすることで発散しようとするためです。
ストレスを溜めないことは中々むずかしいですが、ご自身なりのストレス発散方法を見つけて解決するといいかもしれません。

《2》骨格や噛み合わせ
噛み合わせの異常や顎の変位が問題で歯ぎしりをしてしまうこともあります。
歯並びが悪いことで、噛み合わせが安定せず、ストレスにつながり歯ぎしりの理由になっていることもあります。
又は、詰め物か被せ物が合っていない場合もあります。

《口呼吸》
日常生活で口呼吸をしている人は大人も子供も舌の位置が通常よりも低い位置にあります。
舌の先端の正しい位置は常に「スポット」という上の前歯の裏側の歯茎についている状態です。
口呼吸の人の舌先はスポットについていません。舌が下がっています。舌が下がるとどうなるかというと舌の付け根が気道の方に落ち込むことになります。
そして就寝時は重力によってさらに気道の方に落ち込み気道を狭くしてしまうため、呼吸が苦しくなり無意識のうち下顎を上方に引き上げて気道を開こうとする。それがギリギリと歯ぎしりになります。

★歯ぎしりの対策★
日常生活や睡眠時にもできる対処法はいくつかありますが、まずは歯科医院に相談しましょう。

①マウスピースによる対応
就寝時にマウスピースを装着することで、歯や顎、首、肩などにかかる負担を減らすことができます。歯科医院で自分の歯に合わせて作ってもらう自分のマウスピースが理想的です。
但し、マウスピースで歯ぎしりが改善されるわけではありません。あくまでも負担軽減のためのものになります。

②歯科矯正
噛み合わせが悪くて歯ぎしりをしている場合、矯正が必要な場合もあります。

③ストレスの発散
歯ぎしりの多くの原因を占めるのはストレスです。ストレスを解消することも歯ぎしりを少なくする大きな対策になります。

④睡眠時呼吸障害対策のマウスピースの装着
舌の付け根を引き上げて気道を開く機能と上下の歯が擦れあわないようにする機能の両方をもったマウスピースを装着します。

いかがでしたでしょうか?
大切な歯を守るためには、歯ぎしりのチェックも大事なポイントです。
お悩みの方や自覚症状がない方でも、一度歯科医にかかってみてください。

今回は3つの矯正の種類についてと、歯ぎしりについてご紹介しました。

当院では、子どもの矯正、大人の矯正についての無料相談も行っており、随時ご予約も承っております。
歯並びや歯ぎしりでお悩みの方はお気軽に担当医やスタッフにお声かけください。

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