定期検診の大切さ
こんにちは!
汐入駅前歯科、歯科衛生士の神田です。
気温も上がり過ごしやすい季節になってきましたがいかがお過ごしですか?
さて今回は定期検診の大切さについてお話ししようと思います。
定期検診はメインテナンスとも言います。
メインテナンスは、健康な歯と口腔の状態を守り維持するための健康管理です。
歯石やプラークをとって終わりではないのです!
メインテナンスの内容は、簡単に言うとお口の状態が悪くなっていないか、悪くなるようなことが起こってないかを問診や検査で確認する事です。
そしてもう一つの目的は、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアとホームケアのアドバイスです。
メインテナンスの期間は患者さんのお口の状態によって変わってきますが一般的に3ヶ月ごとが効果的と言われています。
ここでメインテナンスの際に行われていることをいくつかご紹介します。
①歯肉のチェック
歯周ポケットがどのくらいか、深くなっていないかなどをプローブという器具を使用して検査します。
②むし歯のチェック
むし歯は噛む面やつけ根だけでなく、歯と歯の間や直接見えない所にもできる事があるため専門的な立場からむし歯をチェックします
③ブラッシング指導
歯磨きの正しいやり方や、歯間ブラシやデンタルフロスなどのセルフケアについてアドバイスをします。
お子様の場合はどこに汚れが付きやすいかを分かりやすくするために染め出しを行ったりします。
④歯石をとる
プラークが硬くなってできる歯石は、歯肉を圧迫し歯周病を引き起こす原因の一つです。
一度付いた歯石は自分で取り除くことができないので歯科衛生士によって除去します。
⑤お口の中の粘膜や病気のチェック
唇、舌、口角などの粘膜にできる炎症(口内炎など)は、お口の中や周りに原因があるもの、全身的な原因があるものとあります。
また、口腔粘膜の異常は口腔ガンなどの可能性もあるため早期発見のためにも、歯だけでなく口腔粘膜もチェックします。
⑥歯科相談
むし歯や歯周病などのお口の健康についての悩み以外にも、ホワイトニング等の審美的なことなどなんでも相談にのります。
定期検診は、お口の中をキレイに保つだけでなくお口の健康を守り維持していくのにとても大切な事です。
当院では、担当歯科衛生士制ですのでいつも同じ歯科衛生士が患者様一人ひとりのおくちの状態をチェックする事で、ほんの少しの状態の変化も見逃さないようにしています。
また、衛生士専用の部屋とユニットを完備しており、リラックスした雰囲気の中でクリーニングが受けられます。
患者様と歯科医師と歯科衛生士で協力し、お口の健康をしっかり守っていきます。