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『マイクロスコープを用いての超精密治療』について

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皆さまこんにちは!
汐入駅前歯科
トリートメントコーディネーターの森と申します。

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梅雨が明け、本格的に青空がまぶしい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

暑い日が続き、冷たい食べ物や飲み物が美味しい毎日ですが、
体の冷やしすぎには気を付けないといけませんね。

さて今回は、当院での治療で活躍しております、『マイクロスコープ』について、
そして『マイクロスコープを用いての超精密治療』についてご紹介させていただきます。

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マイクロスコープとは簡単にいいますと、医療用の顕微鏡です。
内蔵された高精度のカメラが映した画像をモニターに映し出すことが出来る上、その画像の拡大度は肉眼の約2~24倍です。
肉眼の2~24倍の視野が一体どんな世界かと言いますと、

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1本の髪の毛をメスで2本に割くことが出来る視野です。
イメージ出来ますでしょうか?
もっと分かりやすい画像がこちらです。

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私たちが日頃使っている1000円札には「ニ」「ホ」「ン」の文字が隠されています。
肉眼では判別しにくいこの小さな隠し文字を、マイクロスコープでははっきりと確認することが出来ます。
また、『2点弁別距離』という言葉をご存知でしょうか。
2点弁別距離とは、平面上に並んだ点と点を、1点ではなく2点として識別できる最小の距離のことを言います。
点同士が近づくと点と点が重なり1点のように見えてしまうことがありますが、この最小距離が肉眼では0.2㎜、マイクロスコープ下ではその距離を0.01㎜まで近づけることが可能です。
0.01㎜の世界まで見えてしまうのがマイクロスコープなのです。

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このマイクロスコープを使えば、肉眼では見ることの出来ない部分まで確認でき、繊細で精密な治療を行うことができます。
治療において歯を削る場合、その量を最小限にとどめることも可能です。
詰めものや被せもの(補綴物)をつくるための形成も、より精密に行うことが出来るため、歯と補綴物の高フィットによる長持ちする良質な治療が可能となります。
しかしながら、このマイクロスコープの日本の歯科医院での普及率はわずか4~5%程度です。
それにはさまざまな理由がありますが、機器自体が高額であることや、使いこなすためにトレーニングを要することも、多くの歯科医院で導入が遅れている理由の一つと言えます。
SEDではこの最先端機器であるマイクロスコープを6台導入しております。
(汐入駅前歯科 4台・Smile10デンタルクリニック2台)

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当院での自由診療においては、より精密な治療提供のために使用を必須とし、担当医の判断で、一部保険診療にも使用しております。
今後とも、患者様が納得し、安心して治療に臨めるよう、マイクロスコープによる、より精度の高い診断と治療を提供してまいりたいと思います。


最後に、マイクロスコープを使用し、1本の髪の毛をメスで2本に割く映像をぜひご覧ください。


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