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歯周病と喫煙の関係性

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こんにちは!医療法人社団SED 汐入駅前歯科、歯科衛生士の西舘です。
新型肺炎ウイルスが世の中に大きな影響を与えていますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
私は手洗いうがいマスク、そして免疫力を高める十分な睡眠で日々予防に努めています!
また、口腔内のプラークが多い、つまり口腔内細菌が多い人はそうでない人に比べてインフルエンザにかかりやすいというデータがありますが、どうやら新型肺炎ウイルスも
同様の可能性があるという報告がイギリスの研究機関で発表されました。
ご家庭での歯磨きをいつも以上に時間を伸ばして行うことも大切です。
コロナが収束する日、輝く明るい日が必ずやってきます。
それまで力を合わせて頑張りましょう!



20051202.jpg今回は「歯周病と喫煙の関係性」についてお話していきますね!

歯周病とは・・・歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気になります。
その原因となっているのが、歯垢・プラークになります。
これらは細菌の塊なので、歯茎の下にあることで炎症を起こし骨(歯槽骨)を溶かします。
一度溶けてしまった骨(歯槽骨)は元に戻らないので、問題なくても定期検診で状態を診ていった方が良いと思います。
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Q.歯周病と喫煙どう関係しているの?
A.タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われています。
喫煙者は、お口が臭い・ヤニがついて汚いだけではなく、歯周病にかかりやすく、ひどくなりやすいので、更に治療しても治りにくいと言われといます。
ある統計データによると、歯周病にかかるリスクが1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
Q.喫煙しているとお口の中はどう変化あるの?
A. タバコを吸っていると歯茎の腫れや出血が見た目が分かりにくく、気付かないうちに進行しているケースが多いです。
実際に歯周病治療を始めても歯肉の治りは悪く、歯周病治療を終えても喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。
何もしていないよりかは良くなりますが、どうして歯茎の治りは再び悪くなってしまうのでしょうか?
「一酸化炭素」は体組織への酸素供給を妨げたり「ニコチン」は一種の神経毒で血管を縮ませるので、歯茎が黒っぽくなり引き締まってしまうのと、体が酸欠・栄養不足状態になります。
また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、歯の表面がざらざらしそこに新しい歯垢、プラークがくっついてしまうのももちろん、いつまでもお口の中や歯茎にニコチンが染み出しつづけることになるのです。
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Q.禁煙した方が良いですか?
A.禁煙することで歯周病のリスクが減っていくのでぜひ禁煙しましょう!!
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今回は「歯周病と喫煙の関係性」についてお話しましたがいかがだったでしょうか。
禁煙も大事ですが、定期検診も大事ですのでご来院お待ちしております!!☆

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