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唾液腺マッサージ

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こんにちは!

医療法人社団SED汐入駅前歯科、
歯科衛生士の広瀬です。

新年、明けましておめでとうございます。

新しい年が明るい1年になりますように、
本年も当院をよろしくお願い致します。

さて、今回のテーマは「唾液腺マッサージ」についてです。

唾液腺マッサージとは、唾液の分泌を促すために唾液腺を刺激することです。
健康な成人の場合、1日1~1.5リットルの唾液が分泌されると言われています。
ですが、加齢による筋力の低下やお薬の副作用などにより唾液の分泌が低下したり、口呼吸をしていると口腔乾燥を引き起こす原因になります。

そんな、口腔乾燥に対して唾液を分泌させる方法として唾液腺マッサージがあります。

唾液腺マッサージの効果とは

①唾液の量が増えると、お口の中が潤い乾燥を防ぎます。
②唾液の分泌が増える事で、食べる事、飲み込む事、また、会話もしやすくなります。
③唾液の自浄作用の働きにより虫歯、歯周病、口臭を予防してくれます。
④唾液には抗菌作用があるので、菌やウイルスといったお口の中の雑菌の繁殖を防ぐことができます。
⑤お口周りの筋肉の緊張がほぐれることでお口が開きやすくなります。

☆唾液腺マッサージの方法☆

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唾液腺マッサージを行う部分は大きく3つあります。

耳下腺→
もっとも大きな唾液腺で、耳たぶの前あたりにあります。
上の奥歯の頬に、人差し指をあて、指全体でやさしく押します。5~10回繰り返します。お顔もコリがとれるので、小顔効果にもおすすめです。

顎下腺→顎の骨の内側にあります。
指をあて、耳の下から顎の先まで押します。5~10回繰り返します。唾液マッサージの中で一番唾液が出る実感が得られると言われています。

舌下腺→顎の先のとがった部分の内側、舌の付け根にあります。
下顎から舌を押し上げるように、両手の親指でぐーっと押します。5~10回繰り返します。
下あごから少し粘り気のある唾液を分泌し、食べ物をまとめる役割があります。

力を入れずに、指で軽く圧迫するように行いましょう。

唾液腺マッサージを行うタイミングは、お食事前に行う事で、唾液の分泌が促進されるので、飲み込みやすくなり誤飲を防ぐことができます。
また、起床時や緊張している時などお口が乾燥しているなと感じた時に行うことが大切です。

また、よく噛むことで唾液の量は増えるので、お食事の際はよく噛むことを心掛けてみる事も良いです。ひと噛み20回を目指してみましょう。

唾液腺マッサージには、誤嚥予防だけでなく、様々な効果があるので是非行ってみてください!!

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