医院ブログ BLOG

Experts in each specialized field cooperate and collaborate.
We will provide you with the best treatment.

乳児期の歯磨きについて

こんにちは!
医療法人社団SED汐入駅前歯科、歯科医師の後藤です。
やっと春らしい暖かな気候になってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、乳児期の歯磨きについてご紹介します。
まず乳児期の歯磨きの目的とは?
歯ブラシに慣れてもらうことです。口に異物が入ると嫌がる事も多いため、まずは慣れることで歯ブラシの習慣を作って行きます!
大人でも歯磨きが面倒という方も少なくありません。小さいうちから歯磨き習慣をつけて虫歯知らずなお口にしましょう
口周りに触れられることが苦手な事もあります。お子様によっては、口元を触られることに慣れるため、歯磨きの時以外も口周りを触るスキンシップを持つと良いです。
また、乳児期で早期に虫歯菌が定着するのは、口移しや唾液の飛沫が多いと考えられています。そこで歯ブラシによりできるだけ綺麗に保つことで、虫歯菌定着を防ぎやすくなります。
乳児期の初めての歯磨きはいつから?
最初の歯が生えてきたら歯磨きスタートです。大人の歯に比べると子供の歯は虫歯になりやすく進行しやすいです。ですから生えたてで虫歯になりやすい赤ちゃんの歯を守ってあげましょう
生えたてであれば歯ブラシが当てにくいので、指にガーゼを巻いてゴシゴシ汚れを拭ってあげるのも効果的です。まずは習慣化して赤ちゃんに初めての口腔清掃に慣れてもらいましょう。
乳児期の歯磨きの姿勢は?
仕上げ磨きの姿勢は、ひざの上に寝かせるか保護者が子供の後ろに回り頭をお腹や脇で固定すると、口の中が見やすい安全な姿勢として推奨されています。最初は1日1回で問題ないので、赤ちゃんの機嫌が良い時に始めていきます。大人と同じで、歯と歯の間や歯と歯茎の間も注意して磨きましょう。
歯磨き粉はいつから?
乳児期はうがいが出来ない(うがいができるようになるのは2歳前後)ので、歯磨き粉は使っても少量にしましょう。使わなくても問題ありません、歯ブラシをしたあとはお白湯やお水を飲ませて口の中を流してあげましょう。
乳児期の歯ブラシの選び方は?
大人の歯ブラシと違い、ゴムやシリコン製で柔らかい物が安心して使えます。清掃能力は高くはないですが、口に入った時の違和感が少ないので慣れを助長します。
乳歯が生え揃ってきたら、毛先にコシのある歯ブラシに変えていきます。
仕上げ磨きをする際は、保護者が落ち着いている・笑顔でいる。この2つがとても大事です。保護者が怖い顔をして歯磨きをしても、赤ちゃんは落ち着きません。嫌なことをしていないという印象を与えるためにも笑顔で歯磨きをしましょう。
赤ちゃんが落ち着きやすい歯ブラシの歌などもありますのでぜひ活用してみてください。

CONTACT

アクセス タップで電話する 公式LINEアカウント 24時間ネット予約・お問い合わせ

【診療時間】月~金 10時-13時/14時半-19時 土日 9時-12時/13時半-17時 【休診日】祝日