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子どものメインテナンスについて

こんにちは!       

梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、

今回は子どもの歯のメインテナンスについてお話したいと思います。

小さいうちから正しい予防ケアを身につけ、お口の健康を守っていくことが、お子様の成長と将来の健康につながります。

 

毎日歯磨きを頑張っているのにできてしまう虫歯。それは歯ブラシだけでは取りきれない磨き残しがあるからです。

乳歯(子どもの歯)は歯質が未熟で柔らかく、永久歯(大人の歯)よりも虫歯になりやすく進行しやすいという特徴があります。

痛みが出にくいので、気づかないうちに悪化してしまう場合もあります。

歯の厚さが大人の歯の半分程度で、虫歯が進行するとあっという間に神経にまで及んでしまいます。

虫歯が進行して抜歯が必要になれば、永久歯の歯並びに影響することも考えられるので虫歯になってしまった場合は放置せずに治療をしていきましょう。

 

乳歯の噛む溝が細かいため汚れが溜まりやすく、上手く歯磨きが出来ていないと虫歯のリスクも高くなってしまいます。

そのため、乳歯のうちにより効果的な虫歯予防を行ってお子様の歯を守ることが大切です。

 

☆虫歯の原因

虫歯になる原因には「歯質」「細菌」「食事の内容」という3つの要素があります。

これらの要素が重なり合うことで虫歯になってしまいます。

・歯質

歯の質が弱いと虫歯になりやすくなります。
子どもの歯は大人の歯よりも虫歯になりやすい性質です。

・細菌

お口の中にいる菌が虫歯の原因の菌です。
この細菌がお口の中に多くいると虫歯になりやすくなります。

・食事の内容

お口の中にいる菌が糖分をエサにして、歯を溶かしていきます。
お口の中に糖分が多く残っていると虫歯になりやすくなります。

以上の3つの要素を改善していくことで、虫歯の予防に繋がります。

 

☆虫歯の予防方法

 

・歯磨き

お口の中の菌を減らすためには、毎食後の歯磨きがとても大切です。

お子様が小さいうちは、歯を上手に磨くことは難しいため、磨き残しが残ってしまいがちです。

大人の歯に生え変わるまでは仕上げ磨きをしてあげる事をオススメします。

 

・規則正しい食生活

おやつなど甘い食べ物の1日の摂取量が多いとお口の中に、糖分が残ってしまい虫歯の原因になってしまいます。

甘い食べ物だけが虫歯になりやすい訳ではありません。
主食である炭水化物の食品を摂取していれば糖を摂取している事になります。
そのため、間食やおやつをだらだら食べ続けるのは、良くありません。

 

・フッ素塗布

フッ素には再石灰化を促進して歯の質を強くする効果があります。

3か月に一度、お子さんのお口を歯科衛生士が専用の器具を使って、歯ブラシだけでは取りきれていない汚れやプラークを取り、さらに歯を丈夫にするフッ素を歯の表面に塗ることで効果的な虫歯予防が可能です。

歯科医院で塗るフッ素は家庭で使用している歯磨剤に入っているフッ素より高濃度のため、3か月に一度塗布することにより高い虫歯効果が得られます。

ご自宅でもフッ素入りの歯磨き粉や洗口剤はフッ素濃度は低いですが、毎日使用する事で確実な虫歯予防効果が得られることがわかっていますので、おススメです!

虫歯の予防のためには、早期発見がとても大切です。
特に痛みや違和感がなくても歯科医院で定期的に検診を受けることで早期発見にも繋がります。

小さいうちから健康への意識を高め健康を守る力を身につけていくことが大切です。
お子さまのお口の中や、歯並びなど気になる点があればお気軽にご相談ください!

 

 

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