医院ブログ BLOG

Experts in each specialized field cooperate and collaborate.
We will provide you with the best treatment.

タフトブラシ

shioiri-kanda.jpgのサムネール画像

こんにちは!汐入駅前歯科、歯科衛生士の神田です。
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかりして今年も夏を乗り切りましょう!
今回はタフトブラシについてお伝えしたいと思います。
皆様タフトブラシをご存知でしょうか。
タフトブラシというのはブラシの毛がひとつの束だけからできている歯ブラシのことです。

お口のお掃除で使うもので基本的なものは歯ブラシですが、お口の状態によっては磨きにくい部分があると思います。
そんな時に役に立つのがタフトブラシです。
タフト1.jpgのサムネール画像のサムネール画像タフト2.jpg

掃除.jpg

タフトブラシは先端が小さく小回りが利くので、歯の根っこが見えている所や広がった歯と歯の間、歯が重なっている所、1番奥の歯の裏側など普通の歯ブラシでは届きにくく、磨き残しが多いところに最適です。

では、それぞれのお口の状態にあったタフトブラシペングリップ.jpgのサムネール画像
の使い方をご紹介します。はじめに、タフトブラシを使うときはブラシが当たっている所を鏡をみて確認しながらやりましょう。

case1.pngのサムネール画像

まずは歯の根っこが見えている所の磨き方です。
ブラシの持ち方はペンを持つように持つと磨きやすいです。
奥歯の場合は根っこが2つか3つに分かれているため、歯ぐきが下がってくると根っこの分かれ目がみえてきます。
その根っこの分かれ目のところにブラシを垂直に当てて、軽い力で小刻みに動かして磨きます。

case2.jpgのサムネール画像次に歯が重なっている所の磨き方です。(歯が引っ込んでいる場合)      歯ブラシを縦に持ち、引っ込んでいる所に真っ直ぐ当てて小刻みに動かして磨きます。


case3.jpgのサムネール画像

次に広い歯と歯の間です。
ブラシの持ち方はペンを持つように持つか、握るように持ちます。奥歯と前歯で持ち方をかえてやると磨きやすいです。
歯と歯の間に真っ直ぐブラシを当てて、上下に小刻みに動かして磨きます。この時、外側からだけでなく、内側からも磨いてあげるとよりキレイに磨けます。

掃除2.jpgのサムネール画像

次に1番奥の歯の裏側です。
1番奥の歯の裏側は磨き残しが多いところで、その中でも上の歯の裏側が多いです。ブラシの持ち方は握るように持つかペンを持つように持つかどちらか磨きやすい方で持ってもらえればと思います。
外側を磨くときは、お口を閉じ気味にしてブラシの柄の部分で頬を横に伸ばして横から磨きます。内側を磨くときは、ブラシを少し斜め上から入れて磨くか舌を少し上に上げて磨きます。


今回は4つのパターンを紹介しましたが、この他にこんな方にもオススメです。

・歯ブラシが奥まで入りにくい方

・歯ブラシでオエッとなりやすい方(妊娠中でつわりのある方)
ブラシのヘッドが小さいので、普通の歯ブラシに比べて圧迫感が少ないので、使いやすいと思います。

・奥歯生えはじめた子ども
奥歯が生えはじめた頃は、歯並びに段差ができます。普通の歯ブラシではブラシが奥まで当たらずしっかり汚れがとれないことが多いので、タフトブラシを使うとキレイになります。
まだ小さい子どもの場合は仕上げ磨きに使うのもいいと思います。

・親知らずが生えてきた方
親知らずの場合は真っ直ぐ生えてこなくて、歯の咬む面だけが見えていることが多くその周りの歯ぐきが炎症を起こしてしまうことがあります。
奥歯が生えはじめた子どもと同じで隣の歯と段差ができている状態です。
ですので炎症を防ぐためにもタフトブラシを使って磨くといいと思います。

歯ブラシ1本でお口のお掃除は大丈夫と思わず、「もしかして」と心当たりがあったらぜひタフトブラシを使ってみてください!!
タフトブラシにも種類があるので、興味があったり詳しく知りたいと思ったら通っている歯科医院の
歯科衛生士さんに聞いてみてはいかがでしょうか。

さらに詳しい使用方法などは当院でもお教えいたします!
皆様のお口の健康を守るお手伝いができたら嬉しいです。ぜひご来院お待ちしております!

family.jpgのサムネール画像

CONTACT

アクセス タップで電話する 公式LINEアカウント 24時間ネット予約・お問い合わせ

【診療時間】月~金 10時-13時/14時半-19時 土日 9時-12時/13時半-17時 【休診日】祝日